ななころびやおき

何度ころんでも自然と立ち直ってる。生きるってきっとそんなもんだ。

近ごろの日本

コロナが原因なのか、自分が病気のため思考が偏ってるのか、最近の日本は悲しいニュースが多いように感じます。

コロナによる障害や困窮、芸能人の自殺、そして昨日の安倍元総理の死。

日本のために尽くしてきた方が、どこの誰だかわからない人に、しかも護衛がいたにも関わらず銃撃される。

あまりに悲しすぎる最期でした。日本の元気を一気に奪うような大きな出来事だったと思います。


犯人に対して許せない気持ちはあります。

遺族の気持ちやこれまでの功績を考えると、単なる死刑では気が晴れない、、そんなに自作するほど銃が好きなら、戦地の最前線に出向いて死ぬまで働いてもらうとか、飲まず食わずで過酷労働を押しつける刑を作るとか、そんなものがあってもいいのではないかと思いました。

今回の事件で、群衆は多くの恨みを犯人や護衛に向けたことだろうと思います。


ただ、最近学んでる心理学ではあらゆる

出来事に意味があると言われてます。

この出来事にはどういう意味(メッセージ性)があるのだろう?と思いました。


自殺するにしても、誰かを殺害するにしても、自分の殻に閉じこもって主観に偏りすぎ、極端な思考になった結果、無意味にいのちを断つ手段に出てしまうのではないかと思います。


また、人生において大病に犯されたり事故が起きるなどの大きな出来事が起きる理由は、何かしらの感情をずっと抱え込み、中立的なマインド(ニュートラル)から大きく離れてしまうので、元の中心軸に戻そうとする自然現象なのだそうです。


国を代表した元総理が亡くなるということは、日本の国全体が極端な思考になってることへの警告のような気がしました。


コロナが流行りはじめた時も、陰謀論がもてはやされたり、マスクやワクチンを極端に反対する人。また逆も然り。

SNSでは攻撃的な発言がもてはやされ、自分の主張に近いものにしか目がいかず、逆の意見を受け入れられない。など。


他国の傾向はどうなのかわかりませんが、何か特定の思想に盲信するのは、ヒトラー政権時代の支持者や、新興宗教の熱狂的な信者であることと大差がないように思います。


また、今回の犯人についても、子供の頃に親や周囲から愛された記憶があれば、どこかで殺めることを踏みとどまれたはず。嫌な面ばかりに目が行き、社会からの被害者だという気持ちがそうさせてしまったのではないかと思います。


安倍さんの死を無駄にしないためにも、このような悲惨な出来事をどうしたら防げるか、バランスに欠けた偏見の目で世の中を見ていないか、俯瞰した目線を持ち、何かに気づく必要があると思います。

もちろん自戒の意をこめて。


国を愛し、多くの功績を残した安倍元総理のご冥福をお祈りいたします。