ななころびやおき

何度ころんでも自然と立ち直ってる。生きるってきっとそんなもんだ。

CM音楽の女王

信長の野望』というゲームをご存じでしょうか?戦国時代の武将好きにはたまらないゲームのようですね。

私は実は、戦国武将もそこまで知らないし、大人になってからゲームにはあまり関心がなくなったのですが、、信長の野望のゲームBGMがめちゃくちゃカッコいいのです。


特に『大志』の中の『華麗なる遠逝』という曲が好きです。コレ


https://youtu.be/nWsxHLA3Fl4


大阪の陣で、負け戦だとわかりつつも、豊臣軍(西軍)が徳川軍(東軍)に立ち向かって戦場で散っていく。戦国の世のクライマックスにふさわしい曲だなと、、いくらリピートしてても、永遠に続いてても飽きないくらい聴けちゃいます。


他にもゲームの中の数々のBGMには、荒れ狂う戦の様子や、戦の合間の穏やかなひとときが音楽に表現されています。


実はこの信長の野望を通じて作曲家の菅野よう子さんを知りました。

(ちなみに上記の『大志』編は大塚正子さんが作曲しています。)


菅野よう子さんは、信長の野望三国志ゲーム音楽以外にも、東日本大地震の復興を願った『花は咲く』の作曲を手掛けたことでも有名で、その他にカーボーイビバップ攻殻機動隊マクロスなどのアニメ主題歌、特にCMソングにいたっては1000曲以上!コスモ石油CMは誰もが耳にしたことがあるのでは?と思います。


https://youtu.be/6Gzet2RZ1iw


私が一番驚いたことは、音楽のジャンルが多岐に及ぶこと。オーケストラを使ったクラシカルな音楽から、ジャズ、ロック、ピアノソロ、ブルース、民族音楽、アニソン。。


同じ人が手がけると、作品も似たようなものになるのは仕方ないよなーっていつも色んな音楽を聴きながら思ってましたが、その固定観念を覆されるほどで。とても同一人物が作ったとは思えないほど、カメレオンのように作品に応じて自在に音楽を変えています。


菅野よう子さんのインタビューを聞くと、可愛らしい不思議な感じの人で、あれ?想像した理知的な雰囲気の女性と違う、、まるで同じ女性作曲家である中島みゆきさんにも似たような雰囲気なのですが😅

でも、音楽の話からは哲学を感じます。


製作者の哲学が作品に込められたものは、それに触れた人に感動として伝わってくるものがあると思うのです。


私も誰かに感動は与えられなくとも、自分の培ってきた考えを、普段の何気ないものに、、例えば一つ一つの所作や毎日の家事、仕事の中で作る書類などにも込めたいと思っています。


それが今この瞬間に生きることになり、また自分の人生に満足することに繋がるのでしょうね。😃