故さくらももこさんの描かれた漫画『コジコジ』をご存知でしょうか。
『ちびまる子ちゃん』を少し大人向けにした内容で、個性豊かなキャラクターやギャグ満載の内容に、フフ、、っと笑ってしまいます。
コジコジというのは、この漫画の主人公の名前。
見た目は、漫画の中ではくまのぬいぐるみという設定らしいのですが、尻尾の長さからすると私はネコの方が近い気がします。
又は、、ネズミ?w
コジコジの可愛位らしい容姿とは裏腹にかなりの個性の強いキャラクターで。
ちびまる子ちゃんで例えると、山田くんに近いキャラだと思います(笑)
このコジコジ、性別はよくわからないし、
文字も出来事も全然覚えられないから、学校のテストは殆ど0点だし、いつも皆んなを困らせて、馬鹿扱い。そして無一文😅
ただ、このコジコジのたまに言うセリフが妙に真理をついてるなと思います。
『馬鹿だよ。馬鹿で何が悪いの?』
『コジコジは役立たずだよね??』
と、何の嫌味もなく純粋に、そして自慢げに言ってるのです。
馬鹿だと思いきや、
誰もぼんやりとしか説明できない催眠術のことを端的に説明をしっかりすることもあったり、他人の考えてることを言い当てたり。
そして、どんな恐ろしいことが起こってもこのコジコジだけは終始落ち着いて笑顔でいて、まるでこの先どうなるかわかってる感じにも見えます。
このコジコジ、見ていけばわかるのですが、
宇宙から生まれた宇宙生命体であり、”この世界の全て(トータル)”という存在として扱われており、実は登場人物の中の誰よりも長く生きています。
コジコジは、何もできなくても、何も持っていなくても、自分が自分であること自体に誇りを持っていて、
“今、ここ”に生きているので、時間と共に移り変わりゆくものは、無意識に記憶する必要がないものだと感じてるのだろうなと。(私の推測です)
長く生きてさまざまな経験を積み重ねていくことは、どんな出来事に遭遇しても”大丈夫、全てはなんとかなる”ということを”知る”ことなのだろうと感じさせられます。
コジコジの発言や行動で、何か気付かされるたびに、真理の扉をまた一枚開かれ、世界が広がるような感じがします。
ですが、実際こんな性格の人が身近にいたとしたらストレス溜まるだろうな、、と思います😅
コジコジの他に、、、
ツッコミの上手い半魚どり、次郎くん
女好きの雪だるま、コロ助くん
エロいことを考えるとすぐ沸騰してしまう、やかんくん
やかんくんのお茶が大好きな、亀吉くん
自慢話の多い太陽の神様、ゲラン
冷静沈着な雷の神様、ドーデス
姉御肌の梅鉢姫、梅ちゃん
可愛い優等生、ペロちゃん
商才に長けた、おかめちゃん
友達想いのてるてる坊主、テル子
亭主関白に見せて実は奥さんにデレデレの正月くん
ジョニーのことが好きなお天気の神様、ハレハレくん
記憶喪失で自分のことが何一つわからない人間、ジョニー
金儲けや悪巧みを考えてる、ブヒブヒ&スージー
皆んなに物知りと思われたい知ったかぶりの物知りじーさん
偉そうな、亀大明神
真面目でロリコンの担任の先生
その他、、(書き過ぎた)
いろんなキャラクターがいるからこの漫画の世界が成り立ってるわけで、ちびまる子ちゃんと同じように、みんな違ってみんないいと感じさせられる漫画です。
YouTubeでも公式サイトから毎週アニメが更新されてるので、こちらもおすすめです。
https://youtube.com/c/cojicojichannel